「角食と山食の違い」神戸のパン屋、レコルトがお伝えするパン講座

おはようございます!神戸にあるパン屋レコルトです。

レコルトシェフ松尾の気軽なパン講座です。


インスタグラムに動画をアップしております。

よかったら見てください!


■角食と山食の違いについてご説明いたします。

食パン断面01


 もちろんそれぞれ配合も違いますので、味わいが違うのは当然ですが、

まずは物理的に何が違うか?をご説明いたします。


□角食


角食01


角食は食パン方に生地を入れて、蓋をして焼きます。


ですので、全方向に壁を作って、膨らむ生地を押さえつけるように焼きます。


水分も逃さず、蒸すように焼き上げるので、食感はむっちり、しっとりします。


ただ、全方向に鉄板が当たって焼くようなものですので、皮(クラスト)がしっかり焼かれて厚くなります。


気泡はまん丸になっているのが角食の特徴です。



□山食


山食01


山食は、生地を食パン方に入れて、蓋をせずに焼きます。


ですので、生地は膨らむ時に上に伸びていきます。


ストレスなく上に伸びて焼き上がるので、食感はさっくり、軽い口溶けになります。


壁にあたってる生地の圧力も弱いので、皮(クラスト)が薄く仕上がります。

気泡が縦に伸びた長細い丸になっているといい窯伸びをしている証です。


※ただし、これは一般的な内容で、レコルトの山食はもちもちです。

上に少しでも伸ばして水分を飛ばして焼かないと、「お餅」になっちゃうほどの特殊な生地です。


トーストしてお召し上がりいただくと、皮の香ばしさともっちり食感が味わえます。お試しください。





以上の違いだけでも、みなさんが今食べたい食パンはどちらか?選ぶ材料になるんじゃないでしょうか?


いつもこれ!って決めてくださるのも嬉しいですが、


今日どんなお料理と合わせるか?どんな食べ方をするのか?どんな食感が食べたいのか?


これだけでも食パンを選ぶ材料になります。


是非!これを参考にして、いつもと違う食パンも味わってみてください!


よろしくお願い致します。


店内01

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