食と健康のお話し01（神戸のパン屋レコルトがお届けするロジカルなお話）
今日も長めのお話です。
体に良い食べ物とは？
美味しいとは何か？
正しい味覚とは？
そんなことをお話しします。
もちろん、僕の話すことが正しい。とは思っていません。答えはたくさんあります。
味覚が人によって違うように・・・
同じ薬を飲んでも効く人と、副作用が発症する人といるように・・
何が正しいは、人によって変わります。大事なことは、自分を知ってください。
崩れサインを知り、どうやったら修正できるか？を知ってください。
臨床検査技師として10年。健康診断を主に、生理検査、データ解析、プログラム開発などに携わり、
テニスに本気で取り組み、腕前はいまひとつなものの、ショップからライダー契約していただき、ラケット、ウェアを提供していただいていました。
パーソナルトレーナーから運動を通じて、「体」、「筋肉」を学んできて、
そしてパン業界を通じて「食」を考えてきました。
全部繋がるんです。
食があって、運動があって、健康があって。
その中で、「体に良い食べ物は？」
今、いろんな研究が進み、体に良いものがどんどん提唱されます。
サプリメントだったり、特別な素材だったり・・・
研究が進むと、体に良いと思ったものが、実は発がん性があったり・・・
難しいものです。僕もパン作りにおいて選ぶ「食材」でいつも悩みます。
自然なもの・・・とは何か？
「自然なもの」の定義も難しく、今自然だと思ってるものもみんな品種改良されたものです。
小麦も、牛乳も。牛だって本来は自分の子供を育てるためだけのお乳が出ていたはずですが、
たくさんの人間に飲ますために、大量のお乳が出るように改良されてきたんです。
でもこれも今の自然です。無理なく、みなさんの生活の範囲で、選べる範囲で、予算の範囲で、良いものを選べば良いと思っています。
僕が思う食べ方は、「何かに固執せず、いろんな種類の自然なものを、咀嚼して食べる」これが大事かと思っています。
体は、健康な体は、ちゃんと消化吸収システムで、体に必要なものを吸収し、不必要なものを排出するシステムを持っています。
そして
僕が恐れることは、そのシステムが壊れることです。
その崩れたタイミングに早く気づいて、修正することが大事だと思います。
僕がいつも体の変化に気付くための行動には、
毎日同じものを食べる（パンの製造工程で、いつも工業的に味が一定に保たれているものを味見する）というのもあります。
そうすることで、今感じる味覚がいつもと違うことに気づきます。
そういったズレをどうやって修復するか？
その手段をたくさん持っていたいと思っています。
ある時は「寝る」ことで。
ある時は「美味しいものを食べる」ことで。
ある時は「筋肉を最大限に使い血流量をあげる」ことで。
他にも、音楽で耳から。アロマで鼻から。サウナで温度から。
いろんなアプローチで、みなさんの大事な体を大切に守ってあげてください。
そして・・・レコルトのパンを味わってください（笑）
結局「そこ」でした（笑）
この手の話は、永遠に話せそうです・・・まとめるのが難しかったです。
またどこかで、話してみようと思います。
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